僕の知らないアメリカ。

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これまで渡米したのは4回。

ポートランド(1997年)
ワシントンD.C(1998年)
ボストン(2014年)
ロサンゼルス(2015年)

初めてアメリカの地に降り立ったのは13歳のとき。場所はオレゴン州ポートランド。今でこそ色んなメディアがこぞって取り上げるほど、注目の街として知られていますが、当時はナイキの大きなお店があるから”たくさんスニーカーを買って帰ろう”と思っていたくらい。その翌年に行ったワシントンD.Cも同じく、目的はホームステイ。同い年のホストファミリーの子と一緒にバスに乗って学校に通っていました。めちゃくちゃ楽しかったのは確かですが、正直中学生の自分にとって、アメリカはあまりに大きすぎて、すべてがふわふわしていて身も心もどこか上の空だったのも事実。それから約15年。再び降り立ったアメリカは、以前のそれとは違い、仕事とはいえすべてが充実したものでした。また機会があれば、別の場所へ行ってみようと思っています。

ともかく何かと思い入れも憧れも強いアメリカ。そして次号『フイナム・アンプラグド』アメリカ特集。今回は音楽やカルチャー、ファッションをまんべんなく担当していて、そのなかでもすごく勉強になっているのが、写真家・小林昭さんとのページ。1940年生まれで、1969年に単身カリフォルニアへ。ヴェニスビーチを中心にアメリカをキャンピングカーで旅しながら写真を撮り続けた、まさに時代の生き証人です。ちなみに1969年は、伝説のウッドストック・フェスティバルが開催された年。

当然、自分なんかまだ生まれてもいない時代。本には絶対載らないだろうなっていう旅の話を楽しそうにしてくださる小林さんに、完全にノックアウトされました。そして何よりすごいのが、撮り続けてきた写真一枚一枚に対して、年代や場所、人の名前、局面といった物語を鮮明に覚えているということ。これには他のスタッフもみんな驚いていました。そんな小林さんが”マイ・ヒーロー”と呼ぶのが、本企画のテーマである、ビートニクを代表する作家の一人、ジャック・ケルアックです。


僕はもちろん、みなさんも知らない(かもしれない)ケルアックのこと、そしてアメリカが見られると思います。

 

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小林昭さんのホームーページはこちらから。

3月24日(木)発売。
よろしくお願いします。

 

編集:中田 潤