本日、アンプラグド発売です

 本日、予定していた発売日より1日前にアンプラグド・フイナム発売です。

 

 半年の一度のルーティンとしてこれで4号目。はじめは段取りやスケジュール進行がいまくいなかくて校了ぎりぎりまでてんやわんやだったのが、すこしはマシになりました。徐々にクオリティも上がってきたということで、今号がこれまででいちばん面白いんじゃないかと自負しております。

 

 読み応え重視で編集しました。じっくり時間をかけて読んでください。当方にとっては、校了日に読まなくてはならない文字量の多さにはすこし辟易しますが。

 

 ぼくはこの号のイタリアのチェルビニアとスイス側のツェルマットの取材について行きました。ただスキー滑って食って寝るだけ。すこし手伝いました。レフ板持ったり。スキーはだいぶ自信がつきました。2月に始めたばかりのスキー。そして5回目の雪山が本物のアルプスと告白したところ、案内してくれたスイス観光局のララさんも心配そうにずっとついていてくれましたが途中から放置プレー。まあそこそこ滑れるようにはなったかなと。

 

 このスキー場はグレッシャーバラダイスと呼ばれ、氷河の上に積もった雪の上で楽しむスキー場です。氷河といえばクレバス。なので綿密に調査されてここは安全だと思われる場所を囲ってその部分でしか滑降できません。コースを外すとそこに大きな落とし穴(文字通り)があるかもしれないからです。

 

 カメラマンのMくんが撮影のため、スキーを脱いで場内を撮影していた時も、係員がスキーを履かないと小さい穴のクレバスに落ちる可能性があって危ないと言ってました。今回なんのトラブルも無くて良かったです。

 

 イタリア側とスイス側、それぞれお国の特徴がでていて興味ぶかいです。物価が安くて料理の美味しいイタリア側と、すべてがオーガナイズされていてモダンな観光地スイス側。どちらに滞在しても、ゴンドラとスキーで数時間で行き来できるので、もし仮に行くならベースはイタリア側で、ゴルナーグラートという3100メートル地点にあるクルムホテルに泊まるときだけスイス側というのもいいかもしれません。

 

 初心者のぼくがいうのもなんですが、ここはそう難しくないコースです。上級者の方はすこし不満が残るかもしれません。ただここはマッターホルンという絶景を見ながら滑られるというのが最大の魅力です。

 

 詳しくは本誌とアンプラグドのB面を参照してもらうとして、ここのパノラマは本当に見事です。

 

 しかし一週間もマッターホルンを見上げて過ごすとなるともうその景色が当然となるわけで初対面の感動はどこへやら、もう日常になるわけです。あれだけ見上げていた空に向かなくなる。むしろ地面に寝転がっている犬や猫に気がいってしまうほど。

 

 今号でニュージーランドを取材してくれたライターのSくんとも以前から何度も話してたんですが、結論として「絶景は飽きる」んですね。こんなこというとバチ当たりですみません。

 
 しかしもし今シーズン、時間が取れればここにまた戻って360キロに及ぶスキーコースを片っ端から攻めてみたい。現地の人によると2月がベストシーズン。でもその頃は次の号の編集の真っ只中。果たして…。

 

マッターホルンの東面と私。ここはゲレンデというより、ゴンドラまでの通路のようなコース。でもここはこんななだらかな斜面が2キロほど続く。

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自分で撮ったマッターホルンのベストショットの一枚。雲が岩にぶつかって波のように砕けているように見えるところが気に入ってます。

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編集長:蔡 俊行